ある、りんご園の一年/木村江利
写真と文章で綴る畑と家族の記録
青森県広前市で自然栽培のりんごを育てる、りんご農家の木村秋則さん。本書は、秋則さんの娘・江利さんの「父と母が共に頑張ったからこそ、今の畑とりんごの木があるという事実を残したい」という願いから生まれた、写真と文章で綴る畑と家族の記録です。
収録されている写真は、江利さんが撮影した膨大な記録から厳選したもの。そこに写っているのは、季節の移ろいと共に美しくも厳しくも姿を変えるりんご畑と、畑仕事をする秋則さん、そして、妻・美千子さんの姿。
「iPhoneで撮影した」という写真はどれも素晴らしく、江利さんにしか撮れないものばかり。何気ない日常の写真から、畑とともに生きる日々が伝わってきます。
「正しさも答えも無く一年間ただ取り組み続ける。かなしみ、いつくしみ、畑とともに生き続ける。」(本文より)
「りんごの自然栽培は無謀だ」と言われながらも、長い年月をかけてその道を切り開いてきた秋則さん。畑にいる秋則さんは、その苦労を感じさせない佇まいで、いつもどこか楽しそう。木村家とりんご畑が共に歩んできた膨大な時間の一部を共有してもらえるような、稀有なフォトエッセイです。
*本書は『最初に読む料理本』を出版する時雨出版の2冊目の本です。
ある、りんご園の一年/木村江利
写真・文・題字:木村江利
出版社:時雨出版
ページ数:320ページ
仕様:四六判変形
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出版社より、経年による表紙の変化について
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【環境に配慮した書籍です】 本書は、リサイクルの工程に配慮して、カバーにPP加工をせず、ニス加工をしています。PP(ポリプロピレン)は、一見丈夫ですが、劣化すると手で揉んだだけで粉々になります。いま、海洋汚染で問題になっているマイクロプラスチック。その主なプラスチックの一つがポリプロピレンです。ニス加工はPP加工ほどの強度はありませんので、使用しているうちに表紙が擦れて白くなりますが、紙の風合いと経年による味わいをお楽しみください。
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