クマのプーさん展公式図録 百町森のうた
プレゼントにもらったら最高に嬉しい!
2022年に開催された「クマのプーさん」展の公式図録。E.H.シェパードが1950年〜60年代に描き下ろしたプーさんの原画約100点が収録された贅沢な1冊です。
「プー横丁にたった家」や、「クリストファー・ロビンのうたの本」などの挿絵、貴重な未使用作品、シェパードが得意だったという詩と挿絵を絶妙に配置したリトグラフなど、どのページを開いても見飽きることがないほど充実した内容。絵をじっくり見ていると、プーさんたちの話し声が聞こえてくるようで、見れば見るほど、絵から立ち上がってくる物語の豊かさに驚かされます。
読み物として、梨木香歩さんの寄稿文「森のなかを行こう」や、展覧会を監修した安達まみさんの解説「百町森の魔法をつかまえて」、「プー辞典:もっとプーが好きになる50のお話」なども収録。プーさんの世界の成り立ちをいろいろな角度から知ることができます。
「プレゼントにぴったりな本」とはよく聞くけれど、これほどその表現がぴったりな本はそうそうありません。表紙は赤色のクロス装で文字は金の箔押し。背表紙や裏表紙にも金の箔押しのプーさんがいて、棚に納めたその姿もなんともかわいい!表紙の裏や中表紙にもプーさんがあしらわれ、その凝ったつくりに、ページを開くたびにときめいてしまいます。 本灯社の店頭でも、「プレゼントにもらったら嬉しい〜!!」と話しているお客さまをよくおみかけして、スタッフの間でも「これをもらったらどんなに嬉しいか」という話題で盛り上がることもしばしば。
収録されている作品のなかには、1960年代のクリスマスカードのための作品(クリスマスキャロルをうたうクリストファー・ロビンとプーたち!)や、バースデーブックのための作品も。どんなシチュエーションでのプレゼントにもきっと喜ばれる、ずっと手元に置いて何度もそのページを開きたい1冊です。
クマのプーさん展公式図録 百町森のうた
著者: 安達まみ
出版社: ブルーシープ
ページ数: 192ページ
仕様:26×19.6
商品カテゴリ
お得なクーポンや最新情報を!