たすかる料理/按田優子
自分らしく食べて生きるには?肩の力が抜ける、自炊スタイルの提案
自炊は わがままでいい。
台所にしばられず
自分らしく食べて、 生きるには?
(「たすかる料理」帯文より)
たとえば、塊肉をどーんと買ってきて、水から茹でる。その間に別の作業ができるし、下ごしらえしておけば賞味期限にひやひやしなくていい。
さらに、肉を茹でている鍋の上に蒸籠を置いて芋や豆を蒸して同時進行。そうして火の通った肉と茹で汁、蒸した野菜や豆を必要な分だけ切り崩しながら食べるというのが、按田さんが「性に合う」という自炊のスタイルです。
煮干しや海藻など乾物の活用法や、野菜を漬物にして保存するなど、食材を味方につけて日々のごはんを食べつないでいく、按田餃子のメニューレシピとも通底するアイデアが紹介されています。
按田餃子の「助けたい包みたい」というキャッチフレーズのように、自炊をがんばる私たちをおおらかに包み込んでくれる包容力のある1冊。
たすかる料理/按田優子
著者:按田優子
出版社:春陽堂書店
ページ数:176ページ
仕様:四六判・並製
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