整体対話読本 ある
からだを考えることは、生きるを考えること。「読んでるだけで効果がある!?」と話題の一冊
整体の祖といわれる野口整体。その指導者である川﨑智子さんが鶴崎いづみさんに呼びかけて始まった、3年に渡り交わされたからだに関する対話を記録した本。
話題は、からだを中心にしながら、仕事、子育て、愛、食べること、死…、つまり生きることのすべてに通じ、目次には興味津々のテーマが並びます。読んでいるうちに、目から鱗が落ちるように、自分のからだに対する見方が変わっていくのを実感。会話文なので読みやすく、整体の入門書としてもおすすめの1冊です。
川﨑智子(かわさき・ともこ)
1970年宮崎県生まれ。不調をきっかけに出会った野口整体により体の全感覚が一致した自覚が生まれ、自由になる。気を独学。2005年より整体活動開始。整体指導者として「と整体」を主宰。
鶴崎いづみ(つるさき・いづみ)
1982年福岡県生まれ。ものごとをとらえなおす試みをおこなっている。2013年よりオルタナティブスペース「路地と人」の運営に加わる。14年より観察と編集を基礎として主に出版をおこなう試み「観察と編集」を始める。
目次
はじめに
・仕事
働かない人
認める、褒めると叱る
働く人
自分で職業は決められない
・気
気を実感する
気の作用と伝達
愉気は本能
・感覚
打撲の効用
痛みが移動する
愛は骨盤が開く
殺す事に快感があるように出来てる
怒りは生理機能
気持ちと言葉がずれる
・人
人間はゴキブリ並に強い
食べる運動が好きな人
つくる人
・虚
寂しさと孤独
寂しさは西からやって来る
体の中に虚がある
受け身で小さくて弱い力
死ぬのは気持ちいい
ぺんぺん草を引きちぎる
なくなる
あとがき
後日談
索引
整体対話読本 ある
著者:川﨑智子(話し手)、鶴崎いづみ(聞き手)
出版社:土曜社
ページ数:296ページ
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