幸せについて/谷川俊太郎
詩人・谷川俊太郎さんの「幸せ」論
詩人の谷川俊太郎さんが87歳のときに「幸せ」をテーマに書き下ろした本。
はじまりは、「幸せ」という単語が出てくる詩、「芝生」から。手紙のような短いことばと、時折、手書きの文字で、豊かな人生経験とみずみずしい感性からみちびくオリジナルの「幸せ」論が綴られています。
「長続きする幸せは平凡な幸せだ、言葉を代えるとドラマチックな幸せは長続きしないからこそ濃い。幸せが毎日の暮らしの低音部を担っていて、幸せだっていうことにも気づかないくらいの、BGMみたいな幸せが、一番確実な幸せかもしれない。」(本文より)
谷川さんが書く詩のように誰にでもわかるやさしい言葉で、いろいろな角度から幸せの本質に触れる1冊。
表紙カバーの言葉は3種類からお選びいただけます。※中身は同じです。
A ナマの幸せ
B 小さな幸せ
C ニセの幸せ
幸せについて/谷川俊太郎
著者:谷川俊太郎
出版社:ナナロク社
ページ数:112ページ
仕様:18.2 x 12.8
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