早川ユミ はじめてのちくちく絵本/早川ユミ
大人も、子どもも、自由に楽しくちくちくしたくなる絵本シリーズ
アジアの手紡ぎ、手織り、山岳少数民族の布などを使ってちくちくと衣服を作る、布作家の早川ユミさん。物語とともにちくちくと手を動かし、子どもから大人まで手仕事を楽しめる「はじめてのちくちく絵本」全3冊が出版されました。
第1巻は、ぬいぐるみ、おまもりやワッペンなどの布小物のつくりかた。
第2巻は、シャツ、ズボン、スカートなどお洋服のつくりかた。
第3巻は、旅で出会った世界の布と、そのものづくりが紹介されています。
絵は、元お弟子さんで、早川さんとともに高知で暮らしている「まりぼん」さんによるもの。
3冊セットは函入りでお届けします。
本を開くと、ちくちくしたい気持ちがむくむくと湧いてきます。手を動かして何かをつくりたい人へ、大人にも子どもにもおすすめのシリーズです。一部のつくりかたは動画の解説付き。
「ちくちく、つくると、たのしくなります
ちくちく、つくると、うれしくなります
ちくちく、つくると、よろこびがあります
ちいさなちくちくからはじめましょう
そして、じぶんの着る服をつくりましょう
せかいには、いろいろなちくちくがあります。
だれかのために、つくりつづけられてきたもの
長いあいだ着つづけられてきた服があります
せかいのちくちくをみつめてみましょう」
1.ちいさなちくちく ぬいぐるみ、おまもり、ワッペン
型紙いらず、刺しゅう針と刺しゅう糸で、おとなもこどももちくちく。基本のぬい方から、フェルトのぬいぐるみ、インドのあずまぶくろ、花びらぶくろ、おさいふ、ペンケースなど、いつも手元におきたい、友だちのようなちいさなものつくり。古くなった服も、オリジナルのバッジやワッペン、ポケットをつけてたいせつな一着に。大好きなお弁当箱やお菓子の空き缶に針と糸とはさみをいれて、じぶんだけのおさいほうばこをつくり、ちいさなちくちくからはじめましょう。
2.自分の服つくり シャツ、ズボン、スカート
布の真ん中に穴をあけて、わきをとじればアナアキシャツ。型紙もミシンも使わず、刺しゅう針と刺しゅう糸で工作のようにちくちく。なみぬい、かがりぬい、ブランケットステッチで、フェルトのチョッキ、手ぬぐい布(さらし布)のシャツやワンピース、もんぺパンツ、スカート、柿渋エプロンなど20点をつくります。残ったちいさな布のかけらはつなぎあわせて、Tシャツやストールにくっつけましょう。こどもだって、だいじょうぶ。ちくちく、手をうごかして、じぶんが着る服をつくりましょう。
3.旅するちくちく 糸をつむぐ、布をおる、かばんをつくる
世界にはうつくしいちくちくしごとがいっぱい。アジアやアフリカで出会ったカラフルなひもやボンボン、アクセサリー、かばんなどをお手本につくる。見るだけでわくわく、つくるともっとたのしい世界のちくちく。
早川ユミ
1957年生まれる。アジアの手紡ぎ手織布、藍、黒檀の実、ラックなど草木染め、泥染めの布、山岳少数民族の布、柿渋で染めた布、リトアニア麻布でちくちく手縫いして、衣服をつくり、あちらこちらで展覧会をひらいている。夫である、陶芸家の小野哲平の薪の窯たきを手伝ったり、種まき、木を植える。アジアの布を探して、家族で旅する。ときどき、セツローさんとのふたり展をひらく。著書に『種まきノート』、『種まきびとのものつくり』、『種まきびとの台所』、『旅する種まきびと』(アノニマ・スタジオ)など多数。
早川ユミ はじめてのちくちく絵本/早川ユミ
著者:早川ユミ/著、まりぼん/絵
出版社:農山漁村文化協会
ページ数:40ページ
仕様: 26.5 × 21.8cm
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