種まきびとのものつくり/早川ユミ
ちいさな自給自足で暮らしを紡いでみよう
高知の山の上で畑を耕しながら、持続可能な生活を営む布作家の早川ユミさんが、その暮らしをたっぷりの写真と絵と言葉で伝えてくれる本。着るものや食べるものを自分たちの手で作ってみたいと思うかたへ、最初の一歩におすすめの1冊です。
(出版社コメント)
ちいさな自給自足で
暮らしを紡いでみよう。
暮らすことは生きること。生きることは作ること。『種まきノート』に続く、布作家・早川ユミさんの本ができました。手触りの心地よいグレーの箱に入った本書は、取り出すと横長になる絵本のような本。「衣」「食」「住」「からだ」の四章に分かれ、「もんぺの作り方」や「豆腐づくり」など小さな自給自足のヒントが詰まっています。早川ユミさによる気持ちのこもった絵と文、高知・谷相の美しい写真がすみずみまでひろがる、何度も何度も読み返し続けるための一冊です。
(目次)
まえがき
●衣 着ること
ちくちく手で縫う 着るものをつくろう/農民服をつくる/もんぺをつくる/麻スカートをつくる/素肌にふれる衣服をつくる/草木で染める/かきしぶ染め
●食 食べること
うちのごはん/みそをつくる/とうふをつくる/保存食つくり/はちみつ採り/紅茶をつくる/うめしごと
●住 住まうこと
わたしの台所をつくる/太陽とともに暮らす/わたしの木を植える/果樹を植えよう/月とともに暮らす/ちいさな畑にたねをまこう/にわとりや犬と暮らす/やきものつくり/おそうじのしかた/せっけんのつくり方
●からだ
からだの声を聴く/こころの瞑想法/ろうそくづくり/丹田呼吸法/老子法/冷えとり健康法/テルミー温熱療法/こどもを産む/こどもを育てる/旅するわたし/地球のおうちに暮らす
◆コラム
つくることは生きること/たべるということ/土さえあれば生きてゆける
あとがき
早川ユミ
1957年生まれる。アジアの手紡ぎ手織布、藍、黒檀の実、ラックなど草木染め、泥染めの布、山岳少数民族の布、柿渋で染めた布、リトアニア麻布でちくちく手縫いして、衣服をつくり、あちらこちらで展覧会をひらいている。夫である、陶芸家の小野哲平の薪の窯たきを手伝ったり、種まき、木を植える。アジアの布を探して、家族で旅する。ときどき、セツローさんとのふたり展をひらく。著書に『種まきノート』、『種まきびとのものつくり』、『種まきびとの台所』、『旅する種まきびと』(アノニマ・スタジオ)など多数。
種まきびとのものつくり/早川ユミ
著者:早川ユミ/絵・文
出版社:アノニマ・スタジオ
ページ数:111ページ
仕様:19cm × 26cm
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