早川ユミ まきがまぼたん［期間限定販売］

土のちいさなかたまりでつくったボタン。

くるくる手の中で丸めてぎゅっと押してかたちづくられ、すこし乾いたらテッペイさんのまき窯の火前の部屋に入れる。早川さんも窯たきに参加し、焚きあがるたびに薪の灰がのってつるりん、つやつや、ときにはざらっと、さまざまな表情のボタンができあがります。

薪のかまのたびにうまれる色つやがちがうボタンは、できあがった衣服の上に土のボタンをのせると、ぴったりな感じになるものがあるとのこと。
今回ご紹介しているジャケットやスカートなどのお洋服にも、このまきがまボタンが使われています。

カラフルな糸や、ボタンがついた台紙も早川さんらしさを感じられます。

早川ユミ
布作家。
アジアの山岳民族みたいな土着の感覚で服つくり。
ちくちく、ごはん、ときどき旅をしながら、日本みつばちを飼いはちみつの自給自足。
ちいさな田んぼや畑や果樹園で、土を着るくらし。
たべるもののちいさな自給自足をするかたわら、本やおはなし会など、ことばを紡ぐしごと。