新しい年の豊かさや幸福を願って飾る
しめ飾り
お正月に神様を迎える準備として、玄関や神棚に飾る「しめ飾り」。
今年は、大分県国東半島のみで栽培されている七島藺(しちとうい)という植物で作られた「青木奈々絵」さんのしめ飾りと、山形県の稲藁と稲穂を使い、職人さんによる昔ながらの手業を用いて作られた「工房ストロー」さんのしめ飾りをご用意しました。
どちらも伝統的な手法でありながらどこかモダンで、現代の暮らしにも馴染むデザイン。お正月を過ぎてからも、わら細工として1年を通して飾って楽しんでいただけます。
慌ただしくなる年の瀬の前に、今から準備をしておくと安心です。新しい年が穏やかで光にあふれる一年となりますように!
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工房ストロー
山形県の稲藁と稲穂を使い、職人さんによる昔ながらの手業を用いて作られた「工房ストロー」さんのしめ飾り。パーツを繋ぐ部分は、針金や紐など異素材は使わず、全て稲だけでつくられているため、まさに“自然に還るしめ飾り”です。使っている稲は、手植えから手刈り、乾燥し、制作まで職人さんが担い、手間と時間をたっぷりとかけて丁寧に作られています。
青木奈々絵
青木奈々絵さんが手がけるしめ飾りは、大分県・国東(くにさき)半島のみで栽培されている、七島藺(しちとうい)という植物を使って製作されています。七島藺は、本来は畳表の原材料で、熱に強く丈夫。そんな七島藺は、生産量が減り希少な素材になりつつあります。同時に編み手も減少するなか、受け継がれてきたものを繋いで、”しめ飾り”という形で新たに光をあてる青木奈々絵さん。女性らしい繊細で細やかな編み模様、デザインが魅力です。
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