モモ 愛蔵版
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¥3,080
9784001155679
在庫:4
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時間とは、幸福とは。哲学的なメッセージが込められたの不朽の名作。

町の円形劇場の廃墟に住み着いた、ぶかぶかのコートを着た、くしゃくしゃの黒い巻毛の女の子、モモ。彼女には不思議な力がありました。それは、「人の話を聞くこと」。

ただ隣に座って、相手をじっと見つめて注意深く話を聞く。それだけで、モモと話をした人は今まで思いつかなかった考えが浮かんできたり、勇気が出たり、自分自身のかけがえのなさに気づいたり、喧嘩していた2人も仲直り。そんな風にして、モモはみんなにとっていなくてはならない存在になっていきます。

物語の第2部で登場する「灰色の男たち」は、「人生でだいじなことはなにかに成功すること。たくさんのものを手に入れること」だと主張し、人々の「時間」を奪って支配しようとします。一方、真実を知ったモモは、奪われた時間を取り戻そうと奮闘します。

失われた時間と友だちを取り戻し、町の人々の幸福そうな姿が描かれているラストシーンでは思わず胸がいっぱいに。私たちに、本当に大切なものを教えてくれているようにも思えます。

「時間とはすなわち生活なのです。そして生活とは、人間の心の中にあるものなのです。」

「時間は、ほんとうの持ち主から切り話されると、文字どおり死んでしまうのだ。人間というものは、ひとりひとりがそれぞれの自分の時間を持っている。そしてこの時間は、ほんとうにじぶんのものであるあいだだけ、生きた時間でいられるのだよ。」

繰り返し読みたい名作だからこそ、気合の入った装丁の愛蔵版で持っておくのはとてもおすすめ。箱入りで、オレンジ色の布クロスの表紙にこげ茶のインクで印刷された本文。巻頭には、エンデによる表紙試案画のカラー口絵が入っています。

子どもたちが読むと、ファンタジーの世界にどっぷりと浸れる物語として楽しめますし、大人になって読むと、エンデがこの物語に込めた現代社会への警鐘や、本当の豊かさについての哲学的なメッセージを感じられる、一言では論じがたい味わいのある作品です。エンデのあとがきの短い文章もとてもいいので、ぜひ読んでみてください。

・自分で読むなら:小学高学年から
・大人へのギフトにもおすすめです◎

モモ 愛蔵版

著者:ミヒャエル・エンデ/著、大島かおり/訳
出版社:岩波書店
ページ数:386ページ
仕様:A5変・上製・函入

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