em Mèo ヴィンテージ 小鉢［期間限定販売］

ベトナム南部で古くから作られていた「ソンべ焼き」。この器はそのソンべ焼きが盛んに作られていた1980年頃までに作られたビンテージのもの。もともとは家庭や食堂で使われていた庶民の器ですが、今ではあまり見ることのできなくなった貴重な器です。

こちらは、どこか日本的な余白を感じる鶏や花柄の絵付けが施された小皿。真ん中のマークは窯元の刻印。ソンベ焼きは中国からベトナム南部に伝わった陶器で、鶏のモチーフもよく使用されます。中国語の「鶏」と「吉」の発音が同じであることと、鶏の鳴き声は夜明けを知らせるため吉を呼ぶ縁起の良いモチーフとして親しまれているそう。

その素朴な佇まいは、日本の器と食卓に並べてもしっくりとなじみ、小鉢としてはもちろん、餃子やお刺身などの醤油皿としても◎

▼A（鳥1）　黒い鶏の刻印があるもの。

▼B（鳥2）　青い鶏の刻印があるもの。

▼C（花）

em Meo (エンメオ)
ベトナムを愛してやまない店主の伊藤あつこさんが、2019年にはじめられた「好き」を集めた小さな雑貨店。ベトナムの歴史を彩ってきたヴィンテージの器や、その技術を継承し、若き作家の手で蘇った美しい絵付けの器を扱う。そこには、様々な国の文化が混ざり合い確立されたオリジナリティや、懐かしさを感じる不思議な魅力が溢れています。